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Perfume見つからず/アイドルの語り方 [音楽]

私の住んでいる地域の有名レンタル屋には、PerfumeのCDが置いてませんでした。

どういう人たちかわからなかったので、wikipediaで調べてみた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Perfume

なるほど。

これまであまり考えたことがなかったけど。。。「アイドルなのに曲がよい」的な褒め(語り)方をしたいんじゃないんだよなぁ。曲がよいのはもちろんなんだけど、振り付けもすごくかわいいし(「Chocolate Disco」「Computer City」は特によかった)、youtubeでインストアライヴの模様とかもあったけど、アイドルアイドルしてるわけで、やっぱすべてひっくるめての魅力なんだよなと思う。

wikipediaに「アキバ系アイドル」のひとつとか書いてあったけど、たとえば絶賛した私は「アキバ系」だろうか?(パソコンにもアニメにも漫画にもゲームにも詳しくないのに。「アキバ系」の人たちに失礼だろう)よくわからないなぁ。こういう私に残されている褒め(語り)方は、「アイドルなんだけど本当に曲はいいんだって」というのがあるが、それって前述したように魅力をうまく語りきれていないように感じる。

本田透さんのように(二次元ではないけど)アイドルは萌えの対象であって、豊かかつ平和に生きていくためには萌えが重要なのであって…的な語り方がきっとそれなりに有効なんだろう。でもそのためには萌えという言葉をもっとニュートラルに戦略的に使う必要がある。つまり、すべては萌えの対象であるとまず規定する。次に、アイドルを褒める(語る)ときにはどういう語彙がもちいられ、ロック「アーティスト」を褒める(語る)ときにはどういう語彙がもちいられるのか、などを精緻に点検していくと。もっとちゃんとやるなら、会社側の売り方の変遷にも目配せが必要なんだろう。

まぁ、栗原さんのような評論家がなさっている仕事を、私がちゃんと参照していないから、こういう曖昧な書き方になってしまうわけだな、絶対に。いつかこういう評論をちゃんと読もう。

*〈アイドル/アーティスト〉的な区別がどのように用いられるようになったかは、実はけっこう前から興味があったのだが、真面目に語ろうとすると難しい。作詞をさせることで「アーティスト」として売ろうとする戦略があるように思うが、しかしなぜそれが戦略として有意味なのか(商売になるのか)?同様の区別に、〈グラビアアイドル/女優〉というのがあるように思うけど、これもなんなんだ、いったい?…そういえば昔「商業ロック」って言葉あったよなって、急に思い出した(笑)。

で、いつかわからないけど、たぶん(続)。


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