For Tomorrow [雑感]
やめるやめると狼少年のように話していましたが、ほんとにブログを閉鎖することにしました。
書き込みはまちまち、書く内容は凹んだとかそんな話題ばかり。
景気の悪いことを書くと、景気の悪い自分を再確認するようでそれはやっぱりとても楽しくないなーと思い、決めました。
ま、どこかでこりずにまた再開するかもしれませんが(笑)、とにかくここで、この名前ではやめます。
決して多くはないですが、固定で読んでいただいている方もいたようです。
ほんとうにありがとうございます。
そうした方々の「これから」が素晴らしいものになることを祈念しております。会うこともないでしょうが、また会ってもわからないでしょうが(笑)、「また会いたいな」とそうした方々には言いたくなります。
最後に。大好きなBlur「For Tomorrow」をリンクさせておきます。いまはリセットする気力も時間もありませんが、落ち着いたら消そうと思っています(たぶん来週以降かな。ま、いずれにしてもしばらく放置はします)。
それでは、さようなら。
auster
http://jp.youtube.com/watch?v=Yvw1R1Ykk5Y
それはいやだ [雑感]
すっかり凹み話のときしか書かなくなってきたなー。
そうそう、ここ最近ちと調子が悪かったのですが、どうやら手術の可能性が高いよう。
まだ確定じゃないけど。
いやー、すごいね。けっこう頑張って生きてるつもりなのだが、そして周囲には「でももう今度なにかでかいことがあったらきっと堪えられないと思う」と語ってたりもしたのだが、手術らしいですよ。奥さん。
泣けるね、いろんな意味で。
別に命をとられるような病気じゃないようだから「大げさな!」と思う人もいそうだけど、そりゃごくごく安定した人生の軌道を歩んできた人からすればたいしたことじゃないのかもしれないけど、私みたいにこけまくりの人生の人間からするとただの手術って意味合いじゃないんすよ。
いろいろな意味で痛すぎて、なんかせつなくて、とてもさびしいよ。
「なぜ?」と問いたくなることばかりだが、自分を納得させる答えなんてあるはずもなく、それでも恥ずかしながら頑張って生きているという現状であるのだが、今回のはけっこうきいた。
そりゃ大人だから生きていくためにも可能なかぎり冷静に日常を過ごしてるけどさ。
さて、さて、きっと「でも頑張るしかないし」というクリシェで目をつぶりながら走ることになるのだろうが、でもなぁ、別に「自分、かわいそうでございます」と言いたいのではまったくなく、ただね、けっこう疲れたのですよ。私なりに。
楽しそうにわいわいとしている人たちを車内で、店内で見ていると、涙が出そうになるが、泣いたってどうにかなるわけじゃないし、根拠なくても(ないからこそ)「大丈夫だよ」と言ってくれる人もいないわけであるからして、頑張るしかないのだろうなといつもながらの結論なわけだが、でもね……。こういうときにかぎって、昔のこととか思い出して、余計にきつかったりもする。
しかし、狼少年のように「もうブログやめるかも」とことあるごとに言ってきたが、ほんとに続けられない気がしてきた。こんな景気の悪いブログを書いている自分というのに堪えられなくなってきたから。
そして今年も8月1日がやってきた [雑感]
感傷的なことだけを書きに舞い戻ってきました。
ウザイです。ええ、わかってます。ごめんなさい。
というわけで、今年も8月1日がやってきた。
人生最大の「始まり」の日であり、祝福すべき日であり、感謝してもしたりない日。
でも、そうであるがゆえに
数年前からはふとそのことが頭をよぎっただけでも、胸が苦しくてたまらなくなる日。
今後どれほど楽しいことがあったとしても、どれほど悲しいことがあったとしても
この日なり、そのことは私の人生にとって決定的な影響を与え続けるだろう。
『時をかける少女』のように、「未来で待ってる」と過去に声をかけにいくこともできない。
そして、それはきれいごとでもある。感傷はナルシシズムが大好き。
人生は続く。永遠に繰り返されるクリシェ。「頑張らなきゃ」と声に出さずに自分に呟いては、「でも、なんのために?」と答えをだしたくなっては、「でも頑張らなきゃ」と呟くループ。「~のために」の「~」にいくらでも説得的な言葉を挿入できる。メシのため、しかり。これまで自分のやってきたことを無駄にしないため、しかり。家族のため、しかり。…しかし、でも、なんのために??
いつも、ということはなくなった。でも、時間的にも空間的にも遠ざかりながら、まったくあの時間や場所から動けなくなっていく自分を感じてもいる。数週間前に寝る直前、「ただ時間を元に戻して、またあの人の笑顔を私に差し向けてほしいだけなんだ、結局は」という考えが頭をよぎった瞬間、そのばかばかしい思いとそのばかばかしい思いに自分が込めている真剣さにどうしようもなく絶望して、なにもかもに耐えられなくてしばらく泣いていた。
とにかく頑張らなければいけない。理由は見つからないが。別にそれ以外にもありとあらゆることがどんどんと崩れ落ちていく感じがしているけれど、でも頑張らなければならない。疲れたと呟くこと自体にもずっと昔に疲れているが。無駄に生命力が強いのでどうにかなるだろう。楽しいこともこの数年間になかったわけじゃない。当たり前。そういうことに頑張って自分をのっけていくしかないんだ。後退だけができない以上は。なにもないような顔をして、忘れたふりして、頑張るしかない。そして気がついたら、どこかにはいるはず。新しく悩むとしても、同じことを。
来年の8月1日もきっと同じことを考えているはず。でも、きっと違う場所にはいる。来年までこのブログを続ける自信はなく、リセットする気だけどさ。
どうやら生きているらしい [雑感]
一ヶ月以上、放置してしまった。
知らぬ間に大幅にソネットブログが変わっていた。なんだ、この画面は。
ネット生活から離れていたことはないんだけど、ブログからは離れていた。四月、新年度が始まり、いろいろありました。いろいろいろいろ。昨年度の大激変の流れにあるものと、まったくおさまらない出来事。きっと数年前から比べれば自分の状況は好転しているんだろうと他人事のように思う反面、静かだけど深くというか、心の内側から徐々になにか「悪い」ものに侵食されていくような感じもしていて、なんだか感慨深いです。ま、元気なんですけどね、基本的には。対外的には。
一ヶ月以上離れて、ごく最近はやっぱりブログをやる意味の大きさを感じます。が、リセットして始めたいという気持ちも強くあって、ここでausterとしてやるかは(これまでにも何回か言ってるので狼少年っぽいですが)かなりあやしいなーと思っています。でもほんとその場合は、あとこれくらいで閉店しますと言います。
お買い物 [読書]
鴨志田穣氏、死去 [雑感]
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20070321k0000m060129000c.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007032000768
哀しい。
喪主が西原さんになってるし。
いろいろなことが言いたくなるけど、飲み込んでおこう。
さよならク・ナウカ [演劇]
ク・ナウカが17年にわたる劇団活動を停止するようだ。
http://d.hatena.ne.jp/charis/20070227
ク・ナウカには、ある人に連れて行ってもらったのが最初。観たのは「王女メディア」。ほんとーに素晴らしい出来だった。その後何回か観劇したけど、このときのメディアにはかなわなかった。
どんな劇団かは、上記のリンクで充分に説明されているので割愛。でもとにかくトラディショナルかつ斬新であり、観劇のたびに圧倒された。美加理さんの圧倒的な存在感は言うまでもなく、それ以外の「声」を担当される方を含む俳優さんも、また演奏を担当される方もよかった。
これからいろいろな意味で余裕ができれば、また観劇しようと思っていただけに、残念だ。
またひとつ自分のなかの大事ななにかが失われていく気がしてならない。
センチメンタルな旅 [雑感]
Red Hot Chili Peppers「Desecration Smile」 [音楽]
Red Hot Chili Peppersの新曲「Desecration Smile」のPVが泣ける。
四人のいい年こいたオッサンが顔をよせあって、じゃれながら歌うというだけのシンプルなPVなんだけど、これだけで四人がどういう関係性にあってどういう風に生きてきて、どんな曲をつくっているのかがわかるくらい、いい。特にフリーの顔のよさというか、凛とした佇まいはすごい……。
しかし、「Blood Sugar Sex Magik」から十五年とは信じられない。「Give it Away」の名作PVを観て、次に「Desecration Smile」のPVを観ると、でも確実に年月が過ぎていることがわかるのだけれど。年月の経過は残酷だとかそうは感じない。ただただ四人の佇まいは美しいし、曲もいいから。
私はこの十五年を振り返ると……やめておこう。まだ整理できない。