Red Hot Chili Peppers「Desecration Smile」 [音楽]
Red Hot Chili Peppersの新曲「Desecration Smile」のPVが泣ける。
四人のいい年こいたオッサンが顔をよせあって、じゃれながら歌うというだけのシンプルなPVなんだけど、これだけで四人がどういう関係性にあってどういう風に生きてきて、どんな曲をつくっているのかがわかるくらい、いい。特にフリーの顔のよさというか、凛とした佇まいはすごい……。
しかし、「Blood Sugar Sex Magik」から十五年とは信じられない。「Give it Away」の名作PVを観て、次に「Desecration Smile」のPVを観ると、でも確実に年月が過ぎていることがわかるのだけれど。年月の経過は残酷だとかそうは感じない。ただただ四人の佇まいは美しいし、曲もいいから。
私はこの十五年を振り返ると……やめておこう。まだ整理できない。
Perfume見つからず/アイドルの語り方 [音楽]
私の住んでいる地域の有名レンタル屋には、PerfumeのCDが置いてませんでした。
どういう人たちかわからなかったので、wikipediaで調べてみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Perfume
なるほど。
これまであまり考えたことがなかったけど。。。「アイドルなのに曲がよい」的な褒め(語り)方をしたいんじゃないんだよなぁ。曲がよいのはもちろんなんだけど、振り付けもすごくかわいいし(「Chocolate Disco」「Computer City」は特によかった)、youtubeでインストアライヴの模様とかもあったけど、アイドルアイドルしてるわけで、やっぱすべてひっくるめての魅力なんだよなと思う。
wikipediaに「アキバ系アイドル」のひとつとか書いてあったけど、たとえば絶賛した私は「アキバ系」だろうか?(パソコンにもアニメにも漫画にもゲームにも詳しくないのに。「アキバ系」の人たちに失礼だろう)よくわからないなぁ。こういう私に残されている褒め(語り)方は、「アイドルなんだけど本当に曲はいいんだって」というのがあるが、それって前述したように魅力をうまく語りきれていないように感じる。
本田透さんのように(二次元ではないけど)アイドルは萌えの対象であって、豊かかつ平和に生きていくためには萌えが重要なのであって…的な語り方がきっとそれなりに有効なんだろう。でもそのためには萌えという言葉をもっとニュートラルに戦略的に使う必要がある。つまり、すべては萌えの対象であるとまず規定する。次に、アイドルを褒める(語る)ときにはどういう語彙がもちいられ、ロック「アーティスト」を褒める(語る)ときにはどういう語彙がもちいられるのか、などを精緻に点検していくと。もっとちゃんとやるなら、会社側の売り方の変遷にも目配せが必要なんだろう。
まぁ、栗原さんのような評論家がなさっている仕事を、私がちゃんと参照していないから、こういう曖昧な書き方になってしまうわけだな、絶対に。いつかこういう評論をちゃんと読もう。
*〈アイドル/アーティスト〉的な区別がどのように用いられるようになったかは、実はけっこう前から興味があったのだが、真面目に語ろうとすると難しい。作詞をさせることで「アーティスト」として売ろうとする戦略があるように思うが、しかしなぜそれが戦略として有意味なのか(商売になるのか)?同様の区別に、〈グラビアアイドル/女優〉というのがあるように思うけど、これもなんなんだ、いったい?…そういえば昔「商業ロック」って言葉あったよなって、急に思い出した(笑)。
で、いつかわからないけど、たぶん(続)。
モー娘。を聴いてみる++ [音楽]
ぶっちゃけ今のモー娘。のメンバーに誰がいるのかさえまったくわからないんだけど、アイドル評論家としても知られているライムスターの宇多丸師匠が褒めていたので、聴いてみた。
http://playlog.jp/rhymester/blog/2007-02-16-2
で、いいですね。はっきりいって。強力なリードをとれるヴォーカルがいないこともあって「ここぞ!」という場所での印象がやや薄いですが、そのぶんダンサンブルな曲調が前面に押し出されていて、ほんとによくできたかっこのよろしい曲だと思います。どことなく80年代のアイドルの曲っぽい感じもいい。
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評論家の栗原さんのとこでB’zの歌詞がちっと引用されているけど、すごいよなぁ、やっぱり稲葉さんの歌詞は。ほんとなに考えて日常を過ごしてるんだって感じだもんな(笑)。「この伝えられないぼくの思い」「きみはきみでいいのさ」みたいな、よくある歌詞と比べてみるとそのすごさが際立つ(いや、ベタな歌詞は個人的には好きだけど)。
http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20070211
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そうそう、時期的には少し前だけど、スネオヘアーの「スプリット」は相変わらずよかった。さすが、ポップ職人。ウルウルしてしまいました。ニュー・アルバムも楽しみ。
感覚的にNG/ZAZEN BOYS+ [音楽]
この曲いいですね。
何回か繰り返した後の「かんかぁーくぅてきにNG」っていうところ、いい。
んで、なんか懐かしい感じ。懐かしいというのは、ナンバー・ガールっぽいというのと(でもやっぱりちと違うのだけど)、私にとってはニルヴァーナっぽいという意味。
↑の「向井秀徳情報」でダウンロード可能。もちろん商業目的でなく個人で聴く分にはオッケーって制限つきではあるが、やっぱりこういう姿勢はファンとしては大変にありがたい。
しかし、ベースが脱退か。どうなんだろう…。ちゃんと動向を追いかけている「いい」ファンじゃないから、よくわからないけど。
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「OMOIDE IN MY BED」って題の文章を書こうかと思ったけど、やめた。ちなみに下ネタではなく、ベッドにはいるといろいろなことを思い出すという内容のつもりだった。感傷的な文章は好きだけど、いまは感覚的にNGだったというだけ。別にうまくないオチ。
赤い電車+ [音楽]
AMERICAN IDIOT/GREEN DAY+ [音楽]
名前は知っているし、シングル曲はちょこちょこ聴いているのに、アルバム通してちゃんとは聴かなかったのが、私にとってのGREEN DAY。
が、このアルバムは「売れてる」との評判を聞き、聴いてみましたが、確かにいいですね。PVと同じように「BOULEVARD OF BROKEN DREAMS」を聴きながら歩いていると、歩くスピードと流れていく風景との波長があって、切ない気持ちになりながらも少しだけ元気にもなります。感傷的になりすぎないのが、いい。「AMERICAN IDIOT」は相変わらずのGREEN DAY節で、ライヴで観たいなぁという気持ちになりました。全体を通してこれまではどちらかというと曲の良し悪しがはっきりしていたような印象があったのですが、通して聴きますね、このアルバムは。
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そういえば昨年末にネットニュースを見ていたら、とある海外の研究者が「人が聴くと落ち込みやすい曲」(たしか)を発表していたように思うが、一位がTHE VERVEの「THE DRUGS DON'T WORK」だった。研究の信憑性はともかくとして、ネタとしては笑える。私が落ち込みやすいのはこの曲が大好きなせいかもしれない(笑)。
DISCO 2000/PULPとThe Drugs Don't Work/The Verve [音楽]
teardrop/massive attack+ [音楽]
U2 ON TV [音楽]
U2がミュージック・ステーションで「vertigo」「window in the skies」を歌っていた。ビルの屋上がステージということでコンディション的にはよくないと思うのだけれど。。。
とてもかっこよかった!
さすが!です
ライヴに行けなくて残念だったのですが、調子よさそうだし、さぞライヴはよかったんでしょう。行かれた方がうらやましいです。